い草豆知識 い草って?? 花茣蓙って?
い草(藺草)いぐさ とは?
イグサ 単子葉植物イグサ科の植物。別名:トウシンソウ(燈芯草)
◎花茣蓙:はなござ/花筵(かえん)(はなむしろ)とも言います。染色(先染め)を行い、様々な色を染めたい草を使用しジャガード織機で織り、複雑な模様を織り出したデザイン性がある織物です。畳表(畳の表面に使用しているもの)は別物になります。福岡県のい草栽培は約420年も前から始まっています。大正院僧師が文禄時代1604年慶長9年現在の筑後市常用でい草の栽培されたのが筑後の国におけるい草栽培の初めとされています。■プロ野球チーム ソフトバンクのファーム本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」周辺です。尚、現在は全体の約95%が熊本県八代地方で栽培されています。(畳表の材料が主に)約5%が福岡県筑後地方で栽培されています。(令和元年現在)他県で若干程度佐賀・岡山県他 作付面積 全国 約650ha 畳表枚数換算で約300万枚(1畳あたり)花茣蓙の生産地は福岡県南部(筑後地方)が主な生産地。大川市(家具の産地)・筑後市・柳川市・三瀦郡(大木町)が主な生産地です。この地域は筑後川の下流域に位置していることから、11~12月に行われるい草の植え付け作業に必要な水を得やすく労働力をも得やすかったことを背景にい草の栽培地として確立しています。
2021-01-30